松村秀一先生による第2回 特別講義がありました / Second Special Lecture by Prof. Shuichi Matsumura

来る7/4(金)の午後、松村修一先生(神戸芸術工科大学学長)による特別講義の、第2回目が開講されました。今回は大学の外へ飛び出し、戦後広島を代表する名建築である、市営基町高層アパートの中央集会所にて行われました。

講義風景

前半ではまず、フランスの「建設家」ジャン・プルーヴェによる一連の活動についてお話しいただきました。1970~80年代におけるハイテクアーキテクチャへの影響や、’90年代のFMS (Flexible Manufacturing System)および、ものづくりが個人に開かれつつある近年の状況の可能性について伺いました。

オープンビルディングについて 

後半では、ニコラス・J・ハブラーケンの提唱した「オープンビルディング」の思想について、日本における和室との関連も交えながら、お話しいただきました。

学生の様子

終了後は、先生と参加者による懇親会があり、大変楽しい時間を過ごしました。

次回は1か月後。早くも最終回となってしまいますが、とても楽しみです。

Prof. Shuichi Matsumura, president of Kobe Design University and a former professor at the Graduate School of the University of Tokyo, delivered the second special lecture at Motomachi High-rise Apartments. The theme of this lecture was a series of activities by Jean Prouvé and the Open Building proposed by N. J. Habraken.

榎 / ENOKI