卒業・修了生をお祝いしました / We celebrated our graduates

2026年3月23日に広島大学建築グループの学位記授与式と卒業・修了記念パーティーが行われ、卒業・修了生をお祝いしました。
私たちの研究室からは、学部生6名と大学院生12名(修士10名、博士2名)が無事にこの日を迎えることができ、4月から新しい環境にステップアップすることになりました。おめでとうございます。

研究室の集合写真
HUAG・広大建築グループの卒業修了記念集合写真
卒業・修了記念パーティで開会の挨拶をする榎君
M2生濵﨑さんから石垣先生へ花束を贈呈
角倉はM2生濵野君から花束贈呈

 

二次会は広島駅近くの居酒屋で開催されました。今年度最後の研究室の飲み会となりました。M1生がお世話になった先輩・後輩と深くたっぷり交流する場を準備していました。卒業・修了生から一言をいただくことができました。1年間はあっという間でしたが、振り返ると、いろんな思い出がたっぷりありますね。

 

東京に戻っちゃう、B4納富さん
M2小野君の胸に飛び込むM1
NewChapterを迎える、M2アリヤさん
「最高の3年間」と振り返るM2王さん
研究室の雰囲気をよくしてくれたM2西村君
みんなを笑顔にしたM2佐藤さん
みんなのお兄さん、D焦君
教員からの最後のメッセージを聞く学生
思い出に耽り、笑ったり、泣いたり・・・いろんな感情が溢れる二次会

 

二次会後に今年度最後の集合写真。
研究室はチームであることを最後に再び実感しました。プレイヤーは学生であって、教員は監督・マネージャー。このチームを作り上げたのは間違いなく、学生の皆さんでした。そして、何よりも、とてもいいチームでした。
近いうちにまた会いましょう。それまでいったん解散です。

 

2025年度最後の集合写真

 

 

 

On 23 March 2026, the Hiroshima University Architecture Group held its degree conferment ceremony and graduation and completion celebration party to congratulate the graduates and those completing their programmes.
From our laboratory, six undergraduate students and twelve postgraduate students (ten Master’s students and two PhD students) successfully reached this milestone and will be moving on to new environments from April. Congratulations to you all.

The after-party was held at an izakaya near Hiroshima Station. This marked the final lab social gathering of the academic year. The first-year M.Sc. students organised the event to provide an opportunity for them to spend quality time interacting with the senior and junior students who had looked after them. We were also treated to a few words from our graduates. It certainly brings back a flood of memories.

After the after-party, we took the final group photo of the year.
It was a wonderful team. Let’s meet again soon. Until then, we’re breaking up temporarily.

角倉 / SUMIKURA

 

【報告】博士論文公聴会の開催 / the Doctor Dissertation Defense at HUAG

2026年2月14日(土)の午後に、私どもの研究室に所属する博士課程後期の焦子鈺君と榎優志君の博士論文公聴会が開催されました。

焦子鈺君による博士論文発表

公聴会の会場を訪れた聴講者は30名以上。ふたりが取りまとめた研究成果をじっくり聞いていました。会場では、緊張と共に穏やかな雰囲気に包まれ、その中で質疑・意見交換が進められました。

 

焦子鈺君による博士論文発表の様子
榎優志君による博士論文発表の様子

 

なお、二人が発表した博士論文のタイトルは次の通りです。

焦子鈺
日本における住宅リフォーム工事の見積り方法に関する研究―中国との比較を通した実態と課題の解明―

榎優志
職業能力開発校における木造大工技能者の持続的な育成に関する研究―育成システムと社会の関わりに着目して―

 

今後ともふたりのことをどうぞよろしくお願いいたします。

角倉英明

【報告】卒業論文・卒業設計発表会での発表 / the Presetation at HUAG

2月13日に、広島大学工学部第四類建築プログラムでは、卒業論文・卒業設計発表会が開催されました。

卒業論文・卒業設計発表会には、私たちの研究室から6名の学部生がプレゼンテーションを行いました。合わせて、卒業論文5題、卒業設計4作品が発表されました。

卒業論文の発表
卒業設計の発表

【イベント告知】工務店学(第3回)

角倉がアドバイザーを務めている、Koumuten Job!の学生向けオンラインイベント「工務店学」第3回が以下の通りに開催されます。学生の皆さん、気楽なイベントですので、どしどしご参加ください。参加には申し込みが必要です。

第1 回 講義+座談会 2026年3月7日(土)13:00-14:30
第2 回 学生+工務店発表 2026年5月30日(土)13:00-15:00

*ワークショップ参加を希望する学生には第1回後にWS参加の工務店に実際に訪問してもらい、課題に取り組んでもらいます。その成果を第2回の会で発表してもらいます。訪問にかかる交通費は工務店が負担いたします。

工務店学(第3回)

DIVE工務店学(第3回)フライヤー

「工務店学 第3クール」第1回 3/7(土)講義+座談会(Zoom開催) ※第2回 5/30(土)発表会

 

 

基町高層アパートで最終プレゼン / the Final Presentation in the Motomachi Apartment

HUAG(広島大学建築グループ)の科目「建築ゼミナールⅡ」。この授業は、学部3年生向けで研究室体験が目的のひとつになっています。私たちの研究室では「建築空間の再生を計画する技術」というテーマのもと、今年度は広島市中心部にある基町アパートメント内のショッピングセンターを空間資源として捉え、その再生計画と実現手法について学生が検討するという課題を立て、取り組んでいます。
研究室に配属されたゼミ学生は、10月18日(土)に基町高層アパートを訪問しました。そして、11月29日(土)に再びアパートを訪れ、屋上集会所でグループでまとめた最終的な再生計画案についてプレゼンテーションを行いました。

「アート空間の形成・継承」、「基町万博」、「コミュニティ・キッチン+こども食堂+コミュニティカフェ」といった提案がありました。どのグループも基町高層アパートが抱える課題をしっかり読み取ってくれていました。中には生成AIを活用して万博ロゴを提示するグループもあるなど、教員では思いつかないところに気が回り、手が動く。やっぱり若者が動くというのはとてもいいことです。教員もまだまだ負けていられません。

 

グループ1(ぐー)による発表
グループ2(チョキ)による発表
グループ3(パー)による発表

 

こうした学生発表に対して、芸術家、大学院院生、居住者、自治会長といったひとり4役以上を備えた板井三那子さんからコメントをいただくことができました。いずれの提案に対しても基町のリアリティを踏まえた的確で温もりのある指摘や感想をいただくことができました。ありがとうございました。まったく関係ありませんが、4役って麻雀で言ったら役満ですね(笑)。

 

板井さんによるコメント
板井さんによる講評。それと最後に現れた学生提案の基町ゆるキャラ「モトモト」(Design by 生成AI)

 

発表後には、関係者全員で基町高層アパート内にある行きつけのお好み焼き屋「ソエイ」で、ちょっとした打ち上げを行いました。
今回のWSについてあれやこれやと振り返って話をしたり、来年以降やこれからのことを話したりしてさらに交流を深めて、大いに盛り上がりました。ホクホクのお好み焼きが交流を一層深めてくれました。
そんな様子を、ふたりの教員はカウンターで話しながら(声帯を傷めている私はほとんど声を出せませんでしたが・・)見守っていました。ちなみに私がいただいたのは、お好み焼き肉玉そばにトッピングで納豆・ネギかけ。絶品でした。
ソエイさん、忙しい時間帯にご対応をいただきまして、ありがとうございました。

 

鉄板からあふれ出しそうなアツアツホクホクのお好み焼きたち@そえい
集合写真@基町ショッピングセンターお好み焼き「ソエイ」

 

The HUAG (Hiroshima University Architecture Group) course “Architectural Seminar II” offers third-year students an opportunity to experience research-lab activities. In our laboratory, under the theme “Techniques for Planning the Regeneration of Architectural Spaces,” students worked on a project to reinterpret the shopping center inside the Motomachi Apartment Complex in central Hiroshima as a spatial resource and to propose feasible plans for its renewal.

The seminar students assigned to the laboratory visited the Motomachi high-rise apartment complex on Saturday, October 18. They then revisited the apartment complex on Saturday, November 29, where they presented their final revitalization plan proposals, developed in groups, at the rooftop community center. Ideas included “Art Space Formation,” “Motomachi Expo,” and “Community Kitchen + Children’s Cafeteria + Community Café.” The groups demonstrated a clear understanding of the complex’s issues, and some even used generative AI for logo design—showing creativity beyond faculty expectations.

Ms. Itai, who embodies multiple roles including artist, graduate student, resident, and community leader, offered warm and realistic comments on each presentation. Her multifaceted perspective was invaluable.

Afterward, all participants held a small gathering at the okonomiyaki restaurant Soei inside the shopping center. Over food, we reflected on the workshop and discussed future possibilities. The lively conversations and delicious okonomiyaki helped deepen our connections. I myself enjoyed a pork–egg–soba okonomiyaki topped with natto and green onions—so excellent.

 

角倉 / SUMIKURA

研究室学生の日中合同デザインワークショップへの参加 / Participating in Japan-China Joint Design Workshop

私たちの研究室の大学院生が、大連理工大学・大連民族大学、広島大学の3校で開催していた、日中合同デザインワークショップに参加しました。

今回の課題は、20世紀前半に日本企業が大連市内の文化街に供給した住宅及び住宅地の保存・更新をデザインするものでした。なかなか難度の高いテーマでしたが、日中の学生が協働して、成果を取りまとめました。
興味深い計画・デザインも見られましたが、それ以上に隣国の同世代の学生と交流して、同じことを考え、異なる言語、習慣・文化の壁を乗り越えて、ひとつの答えを一緒に導いた経験が素晴らしいと思います。

隣国にいる友人同士、交流を続けてほしいと思います。

大連市文化街での集合写真
大連市文化街での集合写真2
大連理工大学でのWS作業風景
WS前半の最終講評会@大連理工大学
集合写真@大連理工大学
WS後半の中間講評会@広島大学
WS最終講評会@広島大学
学生の発表1
学生の発表2
学生の発表3
講評の様子1
講評の様子2
講評の様子3
集合写真@広島大学

 

Graduate students from our laboratory participated in a Japan–China Joint Design Workshop organized by Dalian University of Technology, Dalian Minzu University, and Hiroshima University.

This year’s assignment was to design the preservation and renewal of the houses and residential area in Bunka Street in Dalian, which were developed and supplied by a Japanese company in the first half of the 20th century.

Although the theme was quite challenging, students from both countries worked collaboratively and successfully compiled their results. There were several interesting planning and design proposals, but more importantly, I believe it was a wonderful experience for the students to interact with peers from a neighboring country—thinking together, overcoming differences in language, customs, and culture, and arriving at a shared solution.

We are now friends across neighboring countries, and I sincerely hope they will keep in touch and cultural exchanges in the future.

角倉 / SUMIKURA

基町高層アパート・板井三那子さんの特集番組放送

1970年代に広島復興の締めくくりとして、市内中心部・広島城の西側、基町に建設された基町高層アパート。竣工から50年が経ち、現在も多くの人がここで生活を続けています。当初とは異なり、高齢化と多国籍化も進んだアパートの中で、孤軍奮闘している若き自治会長が板井三那子さんです。
これまでに研究室は、広島大学の「地域の元気応援プロジェクト」の支援を受けながら、アパート内に長年放置されてきた地下倉庫の利活用に向けて、板井さんと一緒に取り組んできました。

この度、板井さんを特集したテレビ番組が本日午前にNHK総合で放送されました。10月16日にも再放送があります。この番組の中で、共同し進めている地下倉庫の利活用プロジェクトの様子も放送され、研究室の学生が作業する様子も映っています。当番組をぜひみていただければ、私どもの研究室の普段の様子が少しでも伝わるのではないかと思っていますので、ぜひご覧になってください。

 

NHK「Dear にっぽん」「“わやな町”に生きて〜広島 若き自治会長の奮闘記〜」

今後の放送予定は、以下の通りです。
NHK総合 10月16日(木)午前1時25分〜1時51分
NHKプラス 配信期限10月19日(日)午前8時49分

 

 

板井三那子さんの活動内容については、以下のライフスタイルとすまいホームページにも掲載されています。ご関心のある方は、こちらもご覧ください。

ライフスタイルとすまい 板井三那子さん「自治会長というライフハック―基町高層アパート第6コア自治会」

 

角倉英明

松村秀一先生による第3回 特別講義がありました / Third Special Lecture by Prof. Shuichi Matsumura

8/2(金)の午後、松村秀一先生(神戸芸術工科大学学長)による特別講義の、第3回目が開講されました。4月から続いてきた講義の最終回。前回に引き続き、市営基町高層アパートの中央集会所で行われました。

映画「我等の生涯の最良の年」の一節の紹介

今回は、先生の著書「ひらかれる建築ー『民主化』の作法(ちくま新書)」の内容をベースに、近代以降における建築の「民主化」の変遷について、3つの世代に分けてお話しいただきました。

熱心に、おもしろく語られる先生のお話には、いつも時間を忘れて聞き入ってしまいます。

工業化・マスプロダクションを通じて早く・多くの人に建築を届けることを目指した第一世代。近代化がもたらした環境破壊や効率主義から抜け出そうと、「ヴァナキュラー」や「システム」の概念が注目され、日本ではプレハブ住宅をはじめとする「箱の産業」が成長した第二世代。人口減少やライフスタイルの多様化を迎え、豊かな空間資源が残された21世紀に、建築の主題が「箱」から「場」へと移ってきた第三世代。

それぞれの世代における民主化のあり方を解説し、最後にはこれからの時代において建築をひらいていく「作法」について、先生のお考えを示してくださいました。

講義の様子

講義終了後には、参加者で基町高層アパートの屋上庭園を見学し、先生と学生の親睦もさらに深まりました。

修士のときに先生の著作を読み漁っていた私としては、先生から直接お話を伺えたことに感動しつつ、それを集中講義で受けられちゃう後輩たちがとても羨ましかったです笑。今回をきっかけに、生産・構法の世界にのめりこんじゃう学生が増えたらうれしいなあ。

松村秀一先生、この度は本当にありがとうございました。

Prof. Shuichi Matsumura, president of Kobe Design University delivered the third special lecture at Motomachi High-rise Apartments. The theme of this lecture was the “democratization of architecture” since modern times. In particular, the changes since 1960 were classified into three generations and explained.

榎 / ENOKI