調査報告 @三次地方森林組合/Report @ Miyoshi District Forestry Association

はじめまして、学部4年の西岡と申します。先日、三次地方森林組合さんにお邪魔して、実際の間伐の現場を見させていただいたので報告します!(初ブログ投稿頑張ります!)

集材所の近くに車を止めて、そこから森の中に入っていったのですが、想像以上に作業道が張り巡らされていて、驚きました。しかし、この作業道は後々自然に帰るようになっているようです。

実際の伐採、造材の様子は迫力満点でした!想像以上に枝葉が出たり、たまに木が滑り落ちてしまうこともあることに驚きました。

間伐は木材を取ることが目的なのではなく、残る木を育てることが目的であるというのが、印象的でした。きれいな木を残して、細い木や曲がっている木を中心に伐採し、曲がり具合を見て材木として使うもの、チップにするものを意識しながら造材していました。また、伐採されたところは森が明るくなっているようにも感じました。

また、実際にハーベスタに座らせていただきました!モニターやたくさんのボタンがあってこれが高性能林業機械かと感動しました。

そして、植林して数年たったコウヨウザンも見させていただきました。育て方の実験をしているらしいのですが、結果が分かるのが数十年も先の事なので、そういった点でも林業は難しい分野だなと感じました。

自分なりに林業について色々調べていましたが、やはり実際に見たり体験したりすると非常に濃い情報がリアルに得られると実感した現地調査になりました。貴重なお話もたくさんして下さり、改めて見学させていただきありがとうございました!

今回見学したことを活かして、後期も卒業設計を頑張っていきます!

Hello.
I am Nishioka, a fourth-year undergraduate student. The other day, I visited Miyoshi District Forestry Cooperative and observed a forest thinning site.

The actual logging and lumbering was very powerful, and I felt that the forest was brighter in the areas where the trees were cut.
I realized that I could get a lot of rich information by actually visiting the site.
I will make the most of this visit and do my best for my graduation design.
Thank you very much for the visit.

西岡/NISHIOKA

卒業論文・卒業設計中間発表会@2209/Graduation Thesis and Graduation Design Interim Presentation @ 2209

9月30日。明日から10月、本格的に入秋しそうな本日。
広島大学建築Pでは、計画系講座の卒業論文・卒業設計中間発表が開催されました。

総勢33名。朝9時にスタートして、途中1時間ランチタイムを入れて、終わったのが18時過ぎ。肌寒い中会場に入り、会場を出るとまた肌寒い。しかもちょっと薄暗い。体力勝負です。

いろいろな研究(論文・設計)があり、聞いていてわかりにくいこともありましたが、テーマが多様でそれだけで楽しかったです。

私のゼミからも6名が中間発表に臨んでいました。緊張はしていたでしょう。それにまだまだですが、2週間前に発表練習を聞いた時に比べると格段に良くなっていたので少し安心しました。残り4か月と少し、これからは研究に集中して、研究の精度を高めてほしいと思います。

今日はお疲れさまでした。ゆっくり休んで、明日からは本当に全身全霊で熱中してほしい。だって、11月には京都ゼミ。広島でお留守番はいやでしょうから。

September 30.
An interim presentation of graduation theses and designs was held for the planning course of the Department of Architecture at Hiroshima University.

A total of 33 students attended. The event started at 9:00 a.m. and ended at 6:00 p.m.

Six students from our seminar participated in the presentation.
With about four months remaining, I hope that the students will concentrate on their research and improve their accuracy.

Thank you for your hard work today.
Please work hard again from tomorrow. A seminar trip to Kyoto awaits you in November!

角倉/SUMIKURA

調査報告 @杣耕社 / Report of an Investigation

今回は岡山市北区、杣耕社さんに行ってまいりました。

ここでは、お話を伺った山本さんと共同代表であるジョンさんがアメリカ出身ということもあり、海外の若い人々の受け入れを多く行われています。

しかしこれは積極的に呼びかけたというよりも、成り行きで気づいたらなっていたそう。縁というのはおもしろいなと改めて思いました。

現在は、この春チェコとアメリカから来た2人が一緒に働いているそうです。

この日はそれぞれ、木建具の作成とかんな削りのトレーニングをされていました。

教える側も教わる側も、感情的にならずきちんとお互いの考えを共有して、それを次に生かす。どこの世界にも共通して大切なことだと思いました。

伝統構法のこと、これからの育成のことなど、いつものことながら熱くなってしまい、つい長居をしてしまいました。これからの担い手づくりについて、新しい考え方も色々と伺え、また思考が深まりそうです。

 

I visited Senkosya in Kita-ku, Okayama-prefecture. The company accept a lot of young people from abroad. I heard many new ideas about how to create future leaders, which will deepen our thinking again.

 

えのき / Enoki

調査報告 @因建設 / Report of an Investigation

福岡県は糟屋郡粕屋町にある、因建設さんにお邪魔して、大工の育成に関する調査をしてきました!

因建設さんでは現在、将来の棟梁となる人材を育成するため、若手の大工さんを指名し、小規模な庵をつくるというプロジェクトに取り組まれています。墨付け、刻みから上棟までを一人でやりきるという経験から、やりがいや自分なりの課題をみつけてほしいとのこと。そしてなんとこの日はちょうど上棟日でした!

一度自分でやらせてみる。大ベテランの棟梁お二方はあくまでも補助をしながら指導する。そんな光景が印象的でした。

ヒアリングでは因社長に加え、大工歴4年目の社員さんにもお話を伺うことができました。話を聞いていると、彼はなんと僕の同年代!

修士研究のときからお話に聞いていた、モデルハウスの見学もさせていただくことができました。

屋根に上がり汗を流す同年輩の姿は、夏の太陽にも負けず輝いており、頼もしいと同時に、身の引き締まる思いがしました。

地域の方々にとって「当たり前」の「文化」としての木造住宅、伝統技術を、時代に合わせながら次世代に受け継ぐということ。その実現に少しでも貢献できるよう、これからも研究を進めてまいります。

 

I visited Ine Construction in Kasuya-cho, Kasuya-gun, Fukuoka Prefecture, to conduct a survey on the training of carpenters. In order to nurture the future building leaders, the company is working on a project of building a small hermitage to appoint young carpenters.

 

えのき / Enoki

大崎上島リノベ日記 / A Diary about Renovation Project in Osakikamijima

少しずつ進んでいます大崎上島リノベプロジェクト。2回目の訪問となる今回は、1泊2日の泊まり込みです!

1日目のテーマは「木江を知る」。

前回周りきれなかった木江の歴史的なまち並みを丁寧に見て回りました。

狭い路地と、3階建ての木造長屋。通り側に面した欄干・縁側が特徴的です。

そして歩き進めていると、遠くに何やら大きな建物が。

ついに見つけました。大崎上島では有名な木造5階建て「大内邸」

やはり近くで見ると、迫力がありますね。

2日目のテーマは「大崎上島を学ぶ」。

空き家を活用してゲストハウスをされている住民の方や、大崎上島町の町史編纂室を訪ね、まちの文化や歴史についてお話をお聞きしました。

「おちょろ舟」「せがい造り」「船底天井」。。。

木江だけでもたくさんのキーワードが見つかりました。

資料もたくさんいただけたので、これからさらに理解を深めていきたいと思います!

今回の上島日記はここまで。

9月は長期合宿をして、建物の計画や改修を本格的に始めていきます!

今後ともよろしくお願いいたします!

さいごに、神峰山からの風景を添えて・・・

 

This will be our second visit and we will be staying for one night and two days. The theme of the first day is “Getting to know Kije”. The theme of the second day is “Learning about history of Kije”.

 

えのき / Enoki

地域福祉施設に関する即日設計を行いました / Immediate Design Related to Community Welfare Facilities

研究活動で度々ご一緒させていただいている地域総合設計さんの実務プロジェクトの題材をお借りして、地域福祉施設に関する即日設計を行いました。

具体的には、障害者の人々のケア・過疎地域における人々との共生をテーマに、3班に分かれて課題に取り組みました。

翌日の講評会では、地域総合設計の佐伯社長、田尾さんにコメントをいただきました。

株式会社 地域総合設計さんのウェブサイトは下記です。

https://chiiki-sougou.com/

 

We borrowed the subject matter of a practical project from Regional General Design and performed a immediate design on a community welfare facility. Specifically, the three groups worked on issues related to the care of people with disabilities and coexistence with people in depopulated areas.

河本建設さんへ調査に行きました / Investigation to Kawamoto-Kensetsu

調査で大崎上島にある河本建設さんへ行ってきました!

今日の海は少し荒れていて、フェリーの揺れが激しかったです。。。

島の住宅についてお話しを伺いました。

島民の方に寄り添われる姿勢や、住まい創り事業に対する思いに河本建設さんの優しさがあり、島になくてはならない存在であると感じました。

私自身も島の方に寄り添い、研究を行っていきたいです。

本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします!

ps. 本日、島で食べたおいしい定食ランチを添えて~

ごちそうさまでした(^^)

 

I visited Kawamoto-Kensetsu in Osakikamijima. I spoke with them about housing on the island. I felt that Kawamoto Kensetsu is an indispensable presence on the island, with his kindness in his attitude toward the islanders and his desire to create housing projects.

 

若槻 / Wakatsuki